ロードセルのトラブルシューティング手順 - ブリッジの完全性

テスト：ブリッジの完全性

入力と出力の抵抗とブリッジのバランスを測定して、ブリッジの完全性を確認します。ジャンクションボックスまたは測定デバイスからロードセルを外します。

入出力抵抗と出力抵抗は、入力リードと出力リードの各ペアのオームメーターで測定されます。入力と出力の抵抗を元のキャリブレーション証明書（利用可能な場合）またはデータシートの仕様と比較します。

ブリッジバランスは、–Outputを–input、および - outputを +入力抵抗と比較することにより得られます。 2つの値の差は、1Ω以下でなければなりません。

分析：

ブリッジ抵抗またはブリッジバランスの変化は、通常、切断または燃焼したワイヤ、故障した電気部品、または内部短絡によって引き起こされます。これは、過電圧（稲妻または溶接）、衝撃、振動または疲労による物理的損傷、過度の温度、または一貫性のない生産によって引き起こされる可能性があります。
テスト：耐衝撃性

荷重セルは、安定した電源、できれば少なくとも10ボルトの励起電圧を備えた荷重セルインジケーターに接続する必要があります。複数の荷重セルシステムの他のすべての負荷セルを外します。

電圧計を出力リードに接続し、マレットで荷重セルを軽くタップしてわずかに振動させます。低容量負荷セルの衝撃耐性をテストするときは、それらを過負荷にしないように極度の注意を払う必要があります。

テスト中に測定値を観察します。読み取りは不安定になるべきではありません。それはかなり安定したままで、元のゼロ読み取りに戻るはずです。

分析：

不安定な測定値は、電気的な過渡現象のために、電気接続の故障またはひずみゲージとコンポーネントの間の損傷したボンドラインを示している可能性があります。